大目録
 
この地域では、五穀豊穣に感謝するとともに、
 
家内安全を祈願して、奉納神楽が開催される。
 
主催する町(村)から招待を受けた村は、
 
大目録を贈呈するしきたりがある。
 
 
開催当日、神楽の演目の合い間に、
 
舞台中央で、大声で威勢よく披露される。
 
 
大目録は、伊勢音頭を唄う年寄りを先頭に、村中の者が竹の短冊を持ってねり歩き、
 
祝い酒とともに手渡される。
 
 
イメージ 1
 
うちの女房の手と足が写ってる。
 
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大目録披露
 
 
金子 宝船満載・・・金子より千両箱のほうがよかったかな。
 
タニワタリ 一輪車満載・・タニワタリ サクラシメジともいわれるキノコ
                       とても美味しい。
 
コウタケ 軽トラ満載・・コウタケ   知る人ぞ知るキノコの王者
 
御樽(酒樽) 大八車一車
 
 
山家まちづくり推進協議会から小文町奉納神楽実行委員会さんへ
 
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隣村の神楽は、村中を挙げて、10月12日に開催予定だったけど、
 
台風の接近で中止となった。
 
そのため、この大目録は進呈できなかった。
 
 
当日の朝、実行委員長さんから電話
 
・・いろいろ気をつかってもらったけど、申し訳ないなあ。
 
残念だけど、神楽は中止することにしたよ・・
 
・・いや~。中止は良い決断だったと思うよ・・
 
・・ありがとう。そう言ってもらえるとうれしいよ・・
 
 
(当日、神楽を中止しなければならないほどの天候にはならなかったけど、
 
テントが強風に吹き飛ばされたりすることがあれば、想定内の人災となって、
 
家内安全どころではなくなる。
 
防災意識からすれば、勇気ある決断に敬意)
 
 
 
 
イメージ 2
 
 
大目録のコウタケ
 
軽トラ満載じゃなくて、大型トラック満載にしたほうがよかったかな。
 
 
 
※写真右下の拡大表示をクリックをして見て。
 
 
 
今月25日は、当村で神楽を開催する予定。