ウチョウラン
 
ウチョウランは種子の発芽から花が咲くまで、おおむね3年を要する。
(早ければ、2年目で咲かせることもできるけど・・。)
 
この写真は数年前のもの。
 
3月中に発芽して、わずか90日たらずで花らしきものが咲いた。
プロトコーム(極く小さい粒状のもの)からシュート(葉)が伸び出したころだ。
 
ちょっとした珍現象
 
イメージ 1
 
 
通常の培地組成
植物ホルモンは添加していない。(使ったことがない。)
 
 
【植物ホルモン】
 
組織培養ではいろいろな植物ホルモンが使用されている。
オーキシン・サイトカイニンetc
ジベレリンは、ぶどう栽培にはなくてはならない薬品だ。
 
植物ホルモンの使用に際しては、毒性を確認しておく必要がある。
たとえば、24-D
このホルモンは組織培養とか除草剤にも使用されている。
ベトナム戦争では枯葉剤に使用され、癌の発生の要因になっているともいわれている。
 
ホルモンではないけどコルヒチン。
倍数体作出に使用されるらしい。
この薬品は、ほんのわずかの微量でも慎重に取扱わないとあぶない。
超猛毒の発癌物質
整った実験室があればいいけど、家庭で使用できる代物ではなさそうだ。
 
 
 なお、無菌作業では消毒用アルコールは不可欠だけど、種類によってはアルチューハイマーになる恐れがある。
キミマロ氏ではないけれど、忘れたことさえ忘れる症状が特徴らしいよ。
 
♪忘れてしまいたいことや~・・・飲んで飲んで飲まれるまで飲んで~
 
・・・ぐびっ