2014年03月

 
花のカタログが送られてくる。
 
あれもこれも欲しくなる。
 
買えば鉢数が多くなる。
 
鉢でごったがえした置き場は雑然としている。
 
植え替えに追われ、日々の管理も追いつかず、枯れるものも多くなる。
 
管理できる限界を超えると、最後はバンザイだ。
 
ランの実生も、管理できる範囲を超えている。
 
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やっと、移植も終わりに近づいた。
 
ダイ・ハード (死にそうなほど、しんどい)
 
 
 
 
・・・・人はどれだけの土地が必要か・・・・
 
                トルストイ原作
 
 
ある日、ひとりの貧しい農夫が不思議な老人と出会った。
 
老人は農夫に言った。
 
「ここから歩きはじめて日が暮れるまでに、ひとまわりして帰った土地は
 
おまえさんのものじゃ」
 
 
次の日、農夫は夜明けとともに嬉々として歩きはじめた。
 
自分の土地があれば、ささやかでも明日の心配をしなくてすむ。
 
食っていけるだけで充分だ。
 
 
農夫は、丘の上から林に向かった。
 
これだけの木があれば薪の心配はない。
 
 
林を抜けると、目の前に肥沃な台地が広がった。
 
この土地がわしのものになれば、小麦がいっぱい収穫できる。
 
もっと暮しが楽になるだろう。
 
 
更に歩いていくと、草原が広がり、小川の水が豊かに流れていた。
 
ここには牧草がたっぷりある。 牛もたくさん飼える。
 
もっともっと暮しがよくなるだろう。
 
 
欲の皮がつっぱってきた。
 
もっと、もっと、もっと、ここもあそこも自分の土地になるのだ。
 
 
どれだけ歩いただろう。
 
日暮れが迫っている。
 
もうへとへとだ。
 
早くしないと帰れなくなるぞ。
 
急げ、急げ。
 
 
丘の上に夕日が隠れようとしていた。
 
息も絶え絶えに丘に向かって駆け上がった。
 
ああ、間に合った。
 
力尽き、ばったり倒れた農夫は
 
もう再び立ち上がることはなかった。
 
 
農夫にとって必要な土地、
 
それは彼の棺桶を埋めるだけの土地だった。
 
 
昔、教科書で習った記憶と、あらためてネットで検索した本来のストーリーとは
 
相違しているところガあります。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
無菌培養 その6の続き
 
オートクレーブ 
 
1個のステンレスの籠に38本の培養ビンが入ります。
 
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ステンレスの籠を2段重ねにします。
 
76本の培養ビンが1回で滅菌できます。
 
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あとは、タイマーをセットしてOKです。
 
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イワチドリ
 
 
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そろそろ、サボテンも植え替えてやらないと・・・。
 
風邪でダウン
 
 
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アンデスの標高の高いところが故郷。
 
 
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アンデスのウチワサボテンの種を入手。
 
フィールド番号のついた種子。
 
この親は、アンデスのどの場所に自生しているのか、この番号でわかる。
 
テフロカクタス・アレクサンデリー・バル・ゲオメトリクスという品種。
 
かなりマニアックな種類。
 
果たして発芽するかな?
 
 
 
 

 
 
プランターに植えた行者ニンニク。
 
小苗を1年作ってみると、割と大きくなった。
 
6箱のプランターに植えてある。
 
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修行中の行者が食べると精力がつきすぎるので、食べることを禁じられたというの
 
が「行者ニンニク」の名の由来だとか。
 
ナマの葉を焼肉に巻いたり、ニンニク醤油で卵かけして食べると
 
おいしいみたい。
 
鼻血が噴き出るほど食ってみたいけど・・・・。
 
茎と葉を食べるんだけれど、刈り取ると、元の大きさになるには3年くらいは
 
かかるらしい。
 
食べるには、なんとなく忍びない気がしてくるな。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
 
水耕栽培、ここまでがひとくくりです。
 
水耕用のトレイにポットを並べていきます。
 
ふにゃふにゃのポットなので、ぴったり詰めることができます。
 
 
 
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早速、トレイに水を注ぎます。
 
この時点から、晩秋の生長が止まるまで、
 
ポットの表土が乾くことはありません。
 
このポットは、鹿沼7割・ミズゴケ3割超えです。
 
 
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トレイに水が溜まっています。
 
溜まった水がなくなってくる都度、水を注ぎます。
 
水を注ぐため、1ポット分を空けています。
 
このポットは、鹿沼・約7割 赤玉約3割(約7割)
 
粉砕ミズゴケ+ベラボン(約3割超え)
 
今まで、赤玉は使ったことがないので、試験栽培です。
 
このポットは、後日、露出しているコケを隠すため、更に表土を足します。
 
 
用土の中には固形肥料を入れていません。
 
このトレイには34ポット収納できます。
 
ひとつのポットごとに固形肥料を一粒入れると、絶えず34粒の肥料分が
 
溶けだしていることになります。
 
トレイの水が少なくなると、更に濃度が高まります。
 
どうなんでしょうか?
 
なんともいえないけど、固形肥料はやらないことにしています。
 
風と水と光が、一番の肥料ではないでしょうか。
 
 
 
 
 
 
 
 
 

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