2014年02月

 
ウチワサボテン
 
民家の庭先の石垣にへばりついたように生きているウチワサボテン
冬は雪に埋もれ、夏は灼熱の太陽に耐えている。
近ごろは、以前ほどには、あまり見かけなくなった。
 
 
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メキシコでは一般的な野菜として、店先で売られているらしい。
糖尿病の薬効もあるとか。
赤い実はツナといわれるフルーツ。
ドラゴンフルーツもサボテンの実。
 
 
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アンデスが故郷のサボテンを、このウチワサボテンを台木にして接木した。
 
 
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ウチョウラン
 
ウチョウランは種子の発芽から花が咲くまで、おおむね3年を要する。
(早ければ、2年目で咲かせることもできるけど・・。)
 
この写真は数年前のもの。
 
3月中に発芽して、わずか90日たらずで花らしきものが咲いた。
プロトコーム(極く小さい粒状のもの)からシュート(葉)が伸び出したころだ。
 
ちょっとした珍現象
 
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通常の培地組成
植物ホルモンは添加していない。(使ったことがない。)
 
 
【植物ホルモン】
 
組織培養ではいろいろな植物ホルモンが使用されている。
オーキシン・サイトカイニンetc
ジベレリンは、ぶどう栽培にはなくてはならない薬品だ。
 
植物ホルモンの使用に際しては、毒性を確認しておく必要がある。
たとえば、24-D
このホルモンは組織培養とか除草剤にも使用されている。
ベトナム戦争では枯葉剤に使用され、癌の発生の要因になっているともいわれている。
 
ホルモンではないけどコルヒチン。
倍数体作出に使用されるらしい。
この薬品は、ほんのわずかの微量でも慎重に取扱わないとあぶない。
超猛毒の発癌物質
整った実験室があればいいけど、家庭で使用できる代物ではなさそうだ。
 
 
 なお、無菌作業では消毒用アルコールは不可欠だけど、種類によってはアルチューハイマーになる恐れがある。
キミマロ氏ではないけれど、忘れたことさえ忘れる症状が特徴らしいよ。
 
♪忘れてしまいたいことや~・・・飲んで飲んで飲まれるまで飲んで~
 
・・・ぐびっ
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 

 
イワチドリの肥料について、ご質問がありましたので、回答致します。
 
昨年は、4月・6月に1回、ハイポネックス3,000倍希釈液を与えています。
9月下旬に、もう一回与えると、更に酔い結果になったかもしれません。
 
水耕栽培では、鉢底から肥料の流出がありません。
トレイに肥料を希釈した水を注ぎ、その中で常時、ポットが浸されている状態となります。
トレイの水が蒸発して少なくなるにつれ、肥料の濃度は高くなっていきます。
施肥の回数が多くなると、更に濃くなります。
 
水耕栽培に限って言えば、固形肥料を用土に混入すると、常時、肥料分が溶けだしている状態になりますから、さらに濃度が高くなります。
ひとつのトレイに20ポット収容したとして、固形肥料をワンポットに3粒混入すると、60粒分の肥料が常時溶けだしていることになります。
 
というわけで、肥料はおまじない程度に与えています。
あくまで我流ですけどね。
 

 
イワチドリ
 
うちのイワチドリは水耕で育てている。
水耕では、毎年植え替えなければならない・・ということを、身をもって体験した。
 
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植え替えたイワチドリ
 
葉が健康的に枯れている。
用土もきれいだ。
 
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球根もまずまずの出来。
 
 
 
 
植え替えをしなかったイワチドリ
 
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不健康な葉の枯れ具合。
用土も汚れている。
 
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生き残っていたのは、たったの5球
今年、初めて、手を抜いて植え替えをしなかったものは悲惨な結果だった。
 
 
昨年、草友のIさんとのTELでのやりとり
 
・・どう? 元気に育ってる?
 
・・まあまあだね。今年は手抜きして、全部は植え替えなかったけど。
 
・・え? そりゃマズいよ。 こっちは、葉が開いてからでも植え替え中だよ。
 
・・葉や根が伸びた球根を植えかえるなんて、めんどくさそうだなあ。
   まあ、今のところ順調に育ってるしね。
 
・・今のところはね。
 
 
そう。
今のところは順調だ。
ところが、夏のあたりから葉の色が微妙に悪くなって、秋ごろには、見た目にも
作落ちとわかる状態になった。
 
初心にもどって出直しだなあ。
 
 
 
 
 

 
ウチョウラン
 
実生初花
 
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